フラワーアートの新たな可能性:メタバースでの常設展示への挑戦

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私たちが専門とするフラワーアート(生け花)は、その性質上、常に短命であり、瞬間の美を捉える芸術と言えます。だからこそ、花の持つ儚さや脆さが、人々の心の琴線に触れるのかもしれません。

しかし、他のアート分野と異なり、表現素材が生物(ナマモノ)であるため、美術館や一般的なギャラリーでの展示は敬遠されがちな側面がありました。展示期間の短さや物理的な制約を超える新たな展示方法、場所、メディアの可能性を、私たちは常に模索し続けてきました。

現在、先端技術分野であるメタバース(仮想現実空間)にその活路を見出し、私たちのフラワーアートを恒久的に展示する試みをベータ版として実装・公開しています。重力や時間といった物理的制約から解放されたメタバースにおいて、フラワーアートの未知なる表現の可能性を追求してまいります。

この試みは、スマートフォン、PC、タブレット、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など、様々なデバイスから下記のリンクをクリックするだけでアクセス可能です。

Flower Wonder 1.0 | Floral Metaverse (Beta Ver.)
Supported by Vket Cloud
アクセスはこちら: https://webar-lab.palanar.com/news/vket-cloud-beta/